会津木綿 ~生活にちょっと、会津木綿。~


会津木綿は400年以上の歴史を誇ります。
昔は主に畑仕事等の野良着として地元の人々に愛され続けてきました。
丈夫で頑丈、夏は風通しが良く涼しく、冬は体温を保ち綿とは思えない温かさ。
夏は暑く、冬は寒い、寒暖差の厳しい福島・会津の盆地気候でもオールシーズン快適に使用出来る高い機能性と織り柄の美しさが特徴の優秀な生地です。

糸の染めから始まり、様々な色のたて糸・よこ糸を並べ重ねて仕上げる独特な工程は、とてつもない手間と時間がかかります。
白い生地に模様をプリントするのではなく、糸を並べて織ることで、独特の模様を作り上げていくのです。960本のたて糸をセッティングするのは人の手で、その作業だけで1日がかり。機械1台で1日に2反(=約24m)ほどしか織り上がりません。

最盛期は30あまりの織元がありましたが、人々のライフスタイルの変化とともに農家の仕事着としての需要が急激に減少し、現在では山田木綿織元・はらっぱ原山織元の2社のみが残っています。

昔から伝わる柄に加え、新しく開発した柄を含めると、その種類は各織元で100~200種類ほどあると言われています。柄の豊富さも会津木綿の特徴の一つです。

 

 

*会津木綿の特性*

会津木綿のよこ糸には節のある糸が使われているのが特徴です。その節によって、たて糸とよこ糸の織り目に不均一さが生まれ、空気を含む層を作ります。
空気をたくさん含んだ会津木綿は、夏は涼しく、冬は温かく体を包み込みます。
また、吸水性良く、通気性に優れていて乾きも早いため、よだれかけなどには最適です。

化学繊維のように静電気も発生せず、色あせのしにくい染色方法で糸が染められているために、ご家庭でも気軽に洗濯することができます。


*生活にちょっと、会津木綿。シリーズの開発秘話*

結婚を機に福島に移住した10数年前、会津のお土産売り場で見かけた会津木綿。
その棚には、巾着や箸袋といったご年配の方が好みそうな商品が陳列されていました。
伝統的な柄の中には、よく見ると可愛く、若い人が好みそうな生地も。

会津木綿を特性や柄の豊富さを生かし、私達でも身に付けたくなるような商品を生みだしたら、福島の良さをもっとアピールできるのではないかと思い、最初に作ったのがまんまるゴムです。
生活の中に、ちょっと会津木綿を取り入れる。何気ないところに、福島を感じるものをと、ピアスやイヤリングを始め様々な商品を考えました。

その間に、子どもが産まれたことをきっかけに、吸収性があり乾きやすいという会津木綿の特性を最大限に生かしたスタイを開発。同柄の会津木綿で色々なアイテムを家族で身に付けるリンクコーデができたらという思いで、男性用の蝶ネクタイやカフスボタンが生まれました。

ベルフォンテの商品の作り手さんは、子育て中の母親や、パートナーが転勤族の奥さんたち。その視点を生かし、デザインはシンプルに、シンプルだけど丁寧にを心がけて作っています。

2020-02-01 | Posted in 地域資源