【開催報告】2019.2.18会津木綿でキッズ用品ちくちくワークショップ@飯舘子育て支援センターすくすく

6月から始まったちくちくワークショップも6回目を迎えました。
今回は私たちにとっても新しい試み「刺し子でヘアゴムorブローチ作り」を行いました。

刺し子と言うと、藍色の生地に白糸で刺した伝統的なものや、花ふきんなどが一般的です。

私達スタッフも、約半年をかけて刺し子作家の佐原加世子さんから刺し子の技術や模様の意味を学んできました。
そしてそれぞれの模様に込められた意味や、一針一針進めるごとに浮かび上がる模様の美しさにすっかり刺し子の虜になってしまいました。「刺し子中毒」と言う言葉があるのも納得です。

ワークショップでは、刺し子を身近に感じてもらいたいので、普段使いできるゴムやブローチという日常使いできるアイテムを用意しました。
使用する生地は、会津木綿、リネン、デニム。そこに、カラフルな糸で刺し子を施します。

同じ図案でも、選ぶ生地や糸の色で全く違う仕上がりになるのも刺し子の楽しさの一つ。糸もたくさんの色を準備して、生地と糸と柄の組み合わせをみなさんに選んでもらいました。

まず初めに、刺し子を刺す上でのポイントを練習用の布を使ってみんなで練習しました。

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刺し子は少しのコツでとても美しい作品に仕上がります!それは私たちが約半年の練習の中で経験してきたこと。このポイントを理解しながら刺すとうまくさせるようになった、というところを説明しながらみんなで練習しました。そしていよいよ図案に刺していきます。

ちくちくワークショップで今までに、スタイやマスクを仕上げてきた皆さん。
針の進め方もとてもスムーズです!使い方を覚えると便利な指ぬきをしてちくちく刺していきます。
刺し子のポイントを抑えた練習をしたこともあり、私たちの予想より早くきれいにどんどん仕上がっていきます。

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無心になってちくちく刺してしまう刺し子ですが、みなさん刺しながら仕上がったら子供の髪に結んであげようとかあの服につけようなどと思い浮かべながら刺していたと思います。

昔から「誰かを思いながら刺す」この気持ちは、刺し子の変わらない文化だと思います。

福島には、『南郷刺し子』と言う独自の刺し子があります。雪深い南郷では、女性の冬仕事として半纏を作る風習がありました。
女性たちが作った半纏は、男性の晴れ着や作業着として愛用されていました。
全体に数種の飾り刺しを施す半纏は、装飾的にも素晴らしいものです。

一つの作品を仕上げるには、とても時間がかかります。
でも、今も刺し子という針仕事が多くの人に愛されているのは、使う人、贈る人を思って丁寧に刺す。その時間も大切にされているからではないでしょうか。

そして仕上がった作品を見たお子さんたちの笑顔は、ママへの最高のプレゼントになります。

 

「刺し子の細かい刺し方を教えてもらえて勉強になりました」

「一針一針刺しながら出来上がっていくのがとても楽しかったです」

「自分でも材料を手に入れて作ってみたいです」

など嬉しい感想を頂きました。
参加してくださったみなさんありがとうございます。

 

sdr

少しの時間ですが、普段の生活にも手作りの時間を取り入れるお手伝いができたらと思っています。
次回はちくちくワークショップ最終回です。

2019-02-23 | Posted in プロジェクト